屋根工事

現在、屋根の仕上げ材で最も流通しているのは、軽くて耐久性がある金属屋根です。
そのため、板金工事業が金属屋根を仕上げる工事を担っています。

10年以上昔は、今ほど金属屋根が流通しておらず、屋根材の大半が瓦屋根もしくはスレート屋根でした。
長い間、板金工事業者は3番目のマイナーな屋根（当時はトタン屋根）を取り扱う業者であり、屋根工事の担い手はといえば瓦屋根工事業者でした。

屋根材市場は瓦から金属屋根へと変容しています。
なぜ金属屋根の需要が急激に高まったのかというと、ガルバリウム鋼板の登場と評価が背景にあります。
ガルバリウム鋼板の登場により、屋根工事業界が大きく再編されることになりました。

雨、風、熱から一番過酷な状況で住まいを守っているのが屋根です。

雨漏りを放置していると、こうなるかもしれません！

天井に雨のシミができたりしていませんか？
雨漏りは、虫歯と同じで自然になおることはありません。

今、ちょっとお金に余裕がないので…

というお気持ちはよくわかります。
家の修理は想定外の出費ですから。

しかし、放置すればするほど、修理に莫大な費用と、時間がかかります。建物を腐食させ、屋根が崩れ落ちる原因となり、放っておいていいことは何一つありませんので気が付いたら連絡してください。雨漏りの原因を突き止め、必ず雨漏りを止めます。今まで止められなかった雨漏りはありません！

★瓦が老朽化していると・・・

今は少なくなった瓦屋根のお家、日本らしく、重厚感があり個人的には大好きなのですが、この瓦が割れていたり、ずれて隙間が開いていると雨漏りの原因になってしまいます。
部分的な修理も可能ですが、全体的に傷んでいたり、古くなっている場合は 金属屋根への葺き替えやカバー工法もご検討ください。
近年、金属屋根が多くなってきた理由の一つに重さがあります。昔ながらの瓦は重いです。一坪（畳二枚分）で250㎏の重さがあります。30坪の家だとしたら7500㎏の重さが屋根の部分にのっかっていることになります。この重さが地震の時の家屋倒壊に繋がります。カラーベストと言われる軽量スレート瓦は日本瓦の1/3以下の重さです。一坪あたり68㎏に抑える事ができます。
更にもっと軽い、ガルバリウム鋼板で屋根を葺くと、一坪あたり17ｷﾛとなり、非常に軽くなります。
他にも金属屋根は何種類かあり、縦平張り、波板、ルーフなどがあります。
金属屋根を葺く時に心配される暑さや音は、遮熱材を施した製品や、消音の役目を兼ねた屋根下地材もありますのでご相談ください。
金属屋根は地震の時の被害を防ぐだけでなく、台風の時にズレたり飛んだりするという心配もありません。瓦より施工も早く、リーズナブルな価格で施工できるのも魅力です。